ドラコが好きな動物の絵を描いているよ♪

人間が敵

現在・・・


水槽には苔がこびりついていた。


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あの日から、水槽の掃除用具は埃を被っている。

水が減っても誰も足さない。




辛うじて、ノートにエサと観察の記録は残っている。




出来る限り、やった。




でもきつい。
去年の先輩同様、今恐ろしく忙しい。






結局、誰にも届かなかったんだな。




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満身創痍。





それでもグッピーは生きている。



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今日は大掃除だ。
水槽掃除は私、他後輩2名。







掃除の仕方を教える。丁寧に。






「みんな、ちゃんとお世話してくれるかなー?」



「大丈夫ですよー!みんな可愛がってますし♪」





へー。可愛がってるんだ。これで。


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「まぁ、先輩の負の産物だけどさー」

「いえ、そんなことないですってー」







私もまた、繰り返す。 先輩と同じことを。


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「世話をしてほしいんだよね、ちゃんと」



「・・・・。」




今日覚えたことをみんなに叩き込んでよ♪



「やらせますよー!私は放置しますけどっ




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ああ・・・・

なにも
わかってないな。








「お願いしてダメなら、脅すしかないねー」



「え?」





スポンジを持った手が止まる。







殺しちゃうよ。世話しないと」






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「そ、そんなこと言ったら、みんなに怖がられちゃいますよ?」

「なんで?」

「え?」




「みんな手を汚さずに楽になるんだよ?感謝してほしいくらい」





「え・・・」




「私が、グッピーを殺すんだよ。苦しみは短い方がいいから」



嫌えばいい。
怖がればいい。


これで、ちゃんとやってくれるなら。


やらない算段は聞きたくない。





なんでここまでするんだって思う?

グッピーごときで?


そう思う人もいるよね。



綺麗事を言うつもりはないよ、自己満足だ。



動物のために、動物好きな自分のためにやってること。




そういう自分が好きだ。

うん、大好きだね。

他人に嫌われても。


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動物が喜んでるとか、幸せとか、わからないから。
苦しんでなければ、それでいい。


動物が元気なら、それでいい。
最高の見返りじゃないか。









嫌々でも世話さえちゃんとしてくれればグッピーは生きていける。


魚類だからできた脅し。





間違った道を、間違った方法で進んで、間違った場所に着いた。


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水槽は用意してある。

背負うか、先輩の分も。

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グッピーの引っ越しってどうやるんだろうね。


≪おわり≫


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あの日以前を考えた。


あの日、グッピーの半分が死んだ。

今日は、過去を書こうと思う。



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過去・・・


ひとつ上の先輩がグッピーを買ってきた。


「部屋で飼うことにした!」


部屋に水槽が置かれた。


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みんな、入り口近くに置かれた水槽を、出入りの度に眺めた。




しばらくは先輩が主に世話をしていた。




しかし、先輩は忙しくなった。
研究、実験の日々・・・
世話ができなくなってきた。


だから全て後輩に任せることにした。



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世話の仕方、掃除の仕方を教えたあとは、二度と触れなかった



そして、そのまま就職していなくなった。


グッピーを残して。








協力、絆、癒し・・・




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目的は美しい。

「受け継がれていってほしい」という願いも。


美しくて、ズルい。


動物で学ばせるとは、なんて残酷な幻想なんだろう。








「みんな可愛がるだろう」

「世話をしてくれるだろう」

「置いていっていいだろう」





なんて・・・

浅はかな考えだろう。




自分はいなくなる。
引き継ぎもした。
だから・・・。









だから・・・?









消えてなくなった命の責任。



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あとは後輩のもの。







責任の所在?





そんなことを考えなければいけない状況は、ひどく可笑しい。




非協力、断絶、誰かやるだろう




すでに目的行方不明だ。



理想も希望も目標も、結局あの人が押し付けていっただけ。



醜い現実だけが残って、グッピーは死んだ。








心が痛く、苦しい。


そう、死なせた。



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「生き物好きの集まりだから、世話をしてくれるはず」



という勘違いをしていたんだ。




これで

「命の大切さを学べて良かったね」

なんて言わせない。






あの日・・・


確かに通じたはずだった。




忙しい日常に掻き消された。





グッピーの世話など「そんなこと」に成り下がって・・・また繰り返す。


私もまた、繰り返す。

≪つづく≫


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むかーし、むかし。

どのくらい昔かっていうと、古代ギリシア時代だよ。

プラトン「イデア!!」とか言ってる時だね。



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な・ぜ・か
生物の一部は、無生物的に発生すると考えられてきたんだよ。


『無生物的に発生する』ってちょっとイメージしにくいよね。


こんな感じ!

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ドラコ、余計なことを言ったね。

ウナギが泥から出来てたら、ニホンウナギは絶滅危惧種じゃなくなるかもしれないけどね!


無生物的に発生するっていうのは、お父さんとお母さんから生まれたんじゃなくてなにか材料にして急に出てきちゃったってことだね!


今では当たり前のことが、昔はわからなかったんだね。


きっとみんないろんなことを考えたんだね。




例えば今も「ウジがわく」って言葉あるでしょ?



腐ったものがあったら、そこからウジが勝手に生まれてくると思われてたんだね。


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本当はハエがたまご産み付けてるんだよね。


つまりハエが入れなければ


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ウジが発生しない!!


これはレディの実験で、自然発生説が否定されているよ。


仮説をたてて、それをどうしたら証明できるのか?


それが研究なんだね!


こうやって、きちんとみんなが納得する根拠があって証明されるんだね!



生き物は急にブクブクと現れたりしないってことだよね!



人間の気づかないとこで、原因があって結果があるってこと!



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むやみに否定しない方がいいときもあるよ!

飛べ!ドラコ!!



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みんなで飼ってたグッピーが大量に死んでしまった。


直接の原因は別にあるけど、大きな原因は、無知世話の怠慢だった。


大勢での飼育は「誰かやるだろう」が常に付きまとっていた。


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事件発生当初、私は怒るつもりだった。



代々受け継がれてきたグッピー。



世話の仕方を何回もあんなに丁寧に教えたのに、誰もやらなかった。
他人任せにした。


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可愛がることしかしない人はね、生き物とは暮らせないの。

死んじゃったら「寿命だったんだ」なんて自分を正当化して納得するなら、それは飼い主として失格なの。


もう生き物は飼わない方がイイよ。
世話、できないでしょ?できなかったでしょ?

言われなくちゃできない人なんかが生き物を飼っちゃいけないんだよ!




たくさんたくさん
なじる言葉が頭に浮かんだ。




でも私はそれを言わなかった。









私の与える恐怖がみんなを生き物から遠ざける、から。


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私の目標は『グッピーを友達としてみんなが自発的に世話をするようになる』こと。



恐怖で縛ると、その恨みがグッピーに
向かうかもしれない。



生き物の世話と嫌な記憶が結び付いて、いつか興味を持たなくなってしまう。


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それは避けなければならない。




だから・・・だから・・・



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お願いって形にした。


そうするしかなかった。


プライドなんかなくて本当に良かった。




みんな、グッピーが半分死にました。

直接的原因は、水温の低下だと考えられます。

でも、大きな原因は私を含め飼い主の無知です。

みんな、癒されていたでしょう?

一緒にお世話の勉強、しませんか?

私は、この子たちをもう可哀想な目に合わせたくないです。





そして、本を見せた。

買ってきて3時間ぶっ通しで読み続け、自分用に買ったより詳しい飼育本に載ってる大事なことを、本に書き込み、付箋を貼り、マーカーで印をつけた。




難しい本なんて読んでくれないだろうから気軽にみられそうなものを選択した。



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このブログと同じ、大きい文字色つきの文字さえ拾えれば、要点がわかるように。



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飼育日誌も作った。

普通のノートじゃ興味が惹けないから、目立つ可愛いノートを買った。


そして表紙の文句はこう。

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こういうことしか、思い付かなかった。





小学生かよ!?って?

子どもはね、教えればちゃんとやるよ。

残念ながら、無駄な知恵をつけたカチカチ頭の大人の方ができないんだ。





反応はあった。
ノートに書き込みがあった。



『ショックだった。飼い主の一人として責任をもって世話をする』

『このような悲劇を二度と起こさないようにしたい』





みんなの本当の気持ちはわからない。

今だけかもしれない。



「グッピーは卵胎生だから~」と話してる声が聞こえるようになった。



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ちゃんと読んでるみたいだ。

今のところ、うまくいったと思う。




大勢で飼ってても、命の責任は分散されることなく同じ質量でみんなが持つべきだと、私は思う。




気づいた人もいるんじゃないかな。




偉そうに色々書いた。

まるで自分は違うというような言動。

でも、これが事実だ。




今回は、私もグッピーを苦しめて死なせた最低な飼い主の一人だ。


最初から、私には怒る権利も資格もなかった。


このブログのひとつの目的である心のトゲ。


今、私の心にも確実に刺さっている。





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何でいろいろな生き物がいるんだろう?


考えたことある?



色んな生き物がいたら、いっぱい観察できるし見ていて楽しいから?



うん!素敵な答えだね!
その気持ちはずっと忘れないでね!




でもね、そう思わない人もいるよ。


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ジジさんは、ドラコがドラゴンだって信じられないみたい。

まぁいいけど。


ジジさんのために、ロバート・トリート・ペインって人がやった実験を説明するよ!


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海の生き物での実験だね!

ここで

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このメンバーで生態系を作ってるよ!

食物連鎖(しょくもつれんさ)っていう食う-食われるの関係のバランスがとれている


一種類のものが増えすぎたり、いなくなってしまう種がないよ!


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ここでは、ヒトデが一番上で他の種を食べているっていう図だよ!


矢印が太いのは、いっぱいバクバク食べられちゃってるんだ。


ここで

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ヒトデさんに抜けてもらうよ!

そうすると!!

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今までヒトデさんにたくさん食べられていたフジツボさんとムラサキイガイさんが増えるよ!


そしたら
藻類の生える場所がなくなちゃった!!


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藻類を食べるヒザラガイカサガイもいなくなっちゃうよ!


こんな感じで、バランスが崩れたね!


ヒトデさんは色んな種類の生き物を食べるけど、いなくなったらみんな生きていけなくて困ったね!


ヒトデさんみたいに、生態系の食う食われる関係で上にいて、他の生き物の生活に大きな影響を与える種キーストーン種って言うよ!


それからこれみて!

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傘みたいだね!


今回、ヒトデさんが抜けたことで多くの種がいなくなったよ。


つまりヒトデさんがいれば、他の種が一定数生きていけることがわかったね!


ヒトデさんが保全されると、その地域で他の多くの種を保全できるね!

ここでヒトデさんはアンブレラ種って言うよ!



同じ傘の下で多くの種を保護することになるね!



こういうのはどこの生態系でも言えることだよ!


ジジさんはわかったかな!?


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人間は常に自分の存在意義を確かめて、声高に自分の必要性を叫ぶよね?


そうしないと『生きる価値』を見いだせないようにされちゃったんだもんね。


でも他の生き物の存在の大切さは考えもしないんだね。


いけないなー。


発達した脳みそをもっと使ってみたら?


今日の参考文献!

視覚でとらえるフォトサイエンス生物図録/鈴木孝仁/数研出版編集部【2500円以上送料無料】


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