このお話は去年の夏の出来事。

雨予報なのに登山に誘われたドラコは、先生ともう一人の友達と、とある山に向かった。


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騙された。


登山に必要な道具を何も持っていないからと、断ろうとしたら

「ハイキングに毛が生えたようなものだから大丈夫♪」

と言われて、それならいいかとオッケーした。



これのどこがハイキングだ!!


修行じゃないか!!


クマと闘うヒトがレベル上げするとこじゃないのか!!




険しい。険しすぎる。

ゴロゴロのでっかい石が積み上がっている。


登山とロッククライミングの間だ。きっと。




それはまだいいとして・・・。よくないけど。



とりあえず自然の中ということは、ドラコが住んでいる高度では見られない動物がいるかもしれないわけで。


ドラコの場合、登山は「山を登ること」よりも「そこの自然に触れること」が重要だった。


「山のことは何でも聞いて!」

と胸を張る先生にいろいろ質問してみた。


主に高山植物について。




「白い花だねぇ」

「きれいだねぇ」

「今度は黄色い花だねぇ」





・・・・。


あー・・・。



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「だって興味ないことばっか聞くんだもん!」



じゃあ何ならわかるのか・・・??



そんな中、ドラコの興味の対象が現れた!!







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先生、絶対覚える気ないね。





ちなみに、ホオグロヤモリはいるけど、ハラグロヤモリなんて存在しないよ!


腹黒いのは人間だけさ。


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