ドードーって知ってる?
物語でよく鈍くさい役とか間抜けな役とかやらされている鳥さんだよ。
名前の由来もひどくてね。
オランダ語のdod-aarsen「ものぐさな」
ポルトガル語のdoudo「愚かな、単純な」
だって言われてるよ!
ひどいね!
ハトに似た鳴き声の「ドゥー・ドゥー」から来てるっていうのもあるんだけど、由来はコレであってほしいって思うよー。
この鳥さんにはもう会えないんだよ。
絶滅してもなお、物語でバカにするなんて人間はひどいね!
今日はぬいぐるみまで買っちゃったドラコが大好きなドードーについて語るよ!!
まず、みんなドードーっていうとこういう子を思い浮かべるでしょ?
有名なのがこのモーリシャス・ドードーね。
文献をもとに説明するよ!
翼は退化してて飛べないし、走ろうとすると、ヨタヨタしてお腹が地面に擦れちゃうんだって。
走るのに向いてないし、今まで走る必要がなかったことがわかるね!
木には登れないから、巣は地上に作るんだ。
そしてなんと卵は1度に1個しか生まない!
コレは重要!
1回に1個しか生まないってことはさ、数が減ったら増えにくいってことね!
他にもいるんだよ!
ドードーは2種類いて、他には近縁のソリテアっていうのがいるよ!
白ドードー!
実は絶滅するまでほとんど注意が払われなかったらしいんだ。
この子の住んでた島に移住者があまりいなかったから、っていうのが理由なんだって。
観察したヒトが少なかったってことなのかな?
ソリテア!
あまりドードーっぽくないね!
近縁種っていうから体の形は少し似てるかな?
ソリテアは孤独鳥(ソリテール)って言う意味なんだって!
大勢でいるわりに、群れでいるとこは見かけることがほとんどなかったかららしいよ!
この子も飛べなくて、翼は喧嘩とか呼び掛け合うときにクルクル回してたんだって。
こんな感じかな?
すごくかわいいね!!
この子たちの住んでた場所を手書きの地図で示すよ!
マダガスカルのお隣の小さい島だよ!
昔はマスカリン諸島っていったんだ。
最初、レユニオン島には白ドードーしかいないと思われてたんだけど、実はソリテアもいたらしいよ。
白ドードーって思われてたのが実はソリテアみたいだから、白い子がいたのかな?
勘違いされてたから、白ドードーは改めて学名をつけたんだって。
このレユニオン島のソリテアは「ブルボンドードー」って言われてたんだよ。
学名の意味が「レユニオンの飛べないトキ」って載ってたよ。
こういう小さい島で平和に暮らしていたところに、人間がズカズカ入ってきたんだね。
ヤコブ・ファン・ネック提督の航海記録っていうのがあってね、モーリシャス島のドードーの特徴が書いてあったんだって。
・白鳥くらいの大きさ
・フード被ってるみたい
・翼の位置には羽が3、4本
・尾はくるっとした羽2、3本
ドイツ語から日本語に直す過程でちょっとずつニュアンスがずれてるみたい。
提督さん、ドードーさんたちを
こう呼んでたんだって。
どういう意味かって言うと
「胸のむかつくような、いやな鳥」
だって!!
別の文献には「嘔吐を催す如き鳥」って訳されてたよ。
↓そう呼ばれたのは、こういう理由からね。
煮込めば煮込むほど硬くなって不味くなるとか。
じゃあ食べるなって話!
食料としていっぱい殺されてるんだよね。
でも胸肉と腹肉(胃?)は良いにおいで食べやすくて(簡単に噛みきれて)美味しいんだって。
不思議な鳥さんだね。
見た目はホロホロ鳥とか七面鳥っぽいけど、特殊なハト属なんだよ。
今生きてたらどうだったかな?
食用はたぶん無理だね。
卵を1度に1個しか産まないから。
増産できないと売れないよね。
品種改良するのかなーそしたら。
もしかしたら、ドラコと一緒に暮らしていたかもね。
古人が、人間が、ドードーの繁殖力が
追いつかないほど「根こそぎ」命を奪わなければ。
せめて、このブログで
ドードーちゃんに生き返ってもらおう!
おまけ
↓
参考文献
絶滅鳥ドードーを追い求めた男 空飛ぶ侯爵、蜂須賀正氏 [ 村上 紀史郎 ]
世界一の珍しい鳥 破格の人<ハチスカ・マサウジ>の博物随想集 [ 蜂須賀正氏 ]
口繪解説『ドードーとソリテーア』
理學博士 谷津 直秀
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物語でよく鈍くさい役とか間抜けな役とかやらされている鳥さんだよ。
名前の由来もひどくてね。
オランダ語のdod-aarsen「ものぐさな」
ポルトガル語のdoudo「愚かな、単純な」
だって言われてるよ!
ひどいね!
ハトに似た鳴き声の「ドゥー・ドゥー」から来てるっていうのもあるんだけど、由来はコレであってほしいって思うよー。
この鳥さんにはもう会えないんだよ。
絶滅してもなお、物語でバカにするなんて人間はひどいね!
今日はぬいぐるみまで買っちゃったドラコが大好きなドードーについて語るよ!!
まず、みんなドードーっていうとこういう子を思い浮かべるでしょ?
有名なのがこのモーリシャス・ドードーね。
文献をもとに説明するよ!
翼は退化してて飛べないし、走ろうとすると、ヨタヨタしてお腹が地面に擦れちゃうんだって。
走るのに向いてないし、今まで走る必要がなかったことがわかるね!
木には登れないから、巣は地上に作るんだ。
そしてなんと卵は1度に1個しか生まない!
コレは重要!
1回に1個しか生まないってことはさ、数が減ったら増えにくいってことね!
他にもいるんだよ!
ドードーは2種類いて、他には近縁のソリテアっていうのがいるよ!
白ドードー!
実は絶滅するまでほとんど注意が払われなかったらしいんだ。
この子の住んでた島に移住者があまりいなかったから、っていうのが理由なんだって。
観察したヒトが少なかったってことなのかな?
ソリテア!
あまりドードーっぽくないね!
近縁種っていうから体の形は少し似てるかな?
ソリテアは孤独鳥(ソリテール)って言う意味なんだって!
大勢でいるわりに、群れでいるとこは見かけることがほとんどなかったかららしいよ!
この子も飛べなくて、翼は喧嘩とか呼び掛け合うときにクルクル回してたんだって。
こんな感じかな?
すごくかわいいね!!
この子たちの住んでた場所を手書きの地図で示すよ!
マダガスカルのお隣の小さい島だよ!
昔はマスカリン諸島っていったんだ。
最初、レユニオン島には白ドードーしかいないと思われてたんだけど、実はソリテアもいたらしいよ。
白ドードーって思われてたのが実はソリテアみたいだから、白い子がいたのかな?
勘違いされてたから、白ドードーは改めて学名をつけたんだって。
このレユニオン島のソリテアは「ブルボンドードー」って言われてたんだよ。
学名の意味が「レユニオンの飛べないトキ」って載ってたよ。
こういう小さい島で平和に暮らしていたところに、人間がズカズカ入ってきたんだね。
ヤコブ・ファン・ネック提督の航海記録っていうのがあってね、モーリシャス島のドードーの特徴が書いてあったんだって。
・白鳥くらいの大きさ
・フード被ってるみたい
・翼の位置には羽が3、4本
・尾はくるっとした羽2、3本
ドイツ語から日本語に直す過程でちょっとずつニュアンスがずれてるみたい。
提督さん、ドードーさんたちを
こう呼んでたんだって。
どういう意味かって言うと
「胸のむかつくような、いやな鳥」
だって!!
別の文献には「嘔吐を催す如き鳥」って訳されてたよ。
↓そう呼ばれたのは、こういう理由からね。
煮込めば煮込むほど硬くなって不味くなるとか。
じゃあ食べるなって話!
食料としていっぱい殺されてるんだよね。
でも胸肉と腹肉(胃?)は良いにおいで食べやすくて(簡単に噛みきれて)美味しいんだって。
不思議な鳥さんだね。
見た目はホロホロ鳥とか七面鳥っぽいけど、特殊なハト属なんだよ。
今生きてたらどうだったかな?
食用はたぶん無理だね。
卵を1度に1個しか産まないから。
増産できないと売れないよね。
品種改良するのかなーそしたら。
もしかしたら、ドラコと一緒に暮らしていたかもね。
古人が、人間が、ドードーの繁殖力が
追いつかないほど「根こそぎ」命を奪わなければ。
せめて、このブログで
ドードーちゃんに生き返ってもらおう!
おまけ
↓
参考文献
絶滅鳥ドードーを追い求めた男 空飛ぶ侯爵、蜂須賀正氏 [ 村上 紀史郎 ]
世界一の珍しい鳥 破格の人<ハチスカ・マサウジ>の博物随想集 [ 蜂須賀正氏 ]
口繪解説『ドードーとソリテーア』
理學博士 谷津 直秀
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コメント
コメント一覧 (2)
スゴイ情報量ですねぇ。
それにしても、ブログで参考文献を載せるって初めて見ました。さすがです!
なんだか調べてるうちに、大量になってしまいました!(;´∀`)
確かなとこの情報だって示したくて参考文献のせてます♪論文とか書くときもこういうの載せるので、つい・・・。